
野菜の栄養価は落ちている??

2016/10/19
こんにちは!SLENDSの筒井です☆
10月中旬なのに、暑いですねー・・
僕は自転車通勤なので、まだ夏みたいに真っ黒ですよ~(笑)
さて、今日のテーマは
「野菜の栄養価は落ちているのか??」 です。
皆さん、食べ物や栄養について詳しい方も多いと思うので
昔に比べて野菜の栄養は落ちてるよ。ってどこかで聞いたことはあるんじゃないでしょうか。
実際に、文部科学省が発表している「日本食品標準成分表」の数値では
1982年の栄養と2000年の栄養を比べると、ほうれん草100gに含まれるビタミンCの量が、65mgから約半分の35mgに激減しています。
次の数値もビタミンCです。これ以外でもほとんどの野菜の栄養が減っていますが、減り幅が大きいものを抜粋しています。
パセリ : 200mg → 120mg
トマト : 20mg → 15mg
ニンジン : 10mg → 4mg
ブロッコリー: 160mg → 120mg
小松菜 : 75mg → 39mg
シソ : 55mg → 26mg
皆さんどう思いますか?
あまりの減り幅に驚いてしまいますが、実はこれ、実際に野菜の栄養価が減っているというわけではないようです。
実はカラクリがあったんです!
野菜というのは昔は旬の時期にしか生産できなかったのですが、今では季節を問わず通年栽培が可能となりました。
実はこの「日本食品標準成分表」というのは2000年に改訂されたときに、年間を通じて食べたときの平均値を記載するようになっていて、旬じゃない栄養価が低い時の分析値も反映されています。なので昔の野菜に比べて今の野菜は栄養価が減っているように見えるというわけですね。